わからないことはとにかく聞く

子育てが一段落し、いよいよ看護師として職場に復職したいと考える方も多いでしょう。しかし、以前に働いていたとは言え、看護師という仕事に慣れるまでは少し時間がかかります。
復帰の際は、もう一度新卒の頃を思い出し、気持ちを新たにして頑張りましょう。
特に経験があるからと知っているつもりでも、医学は日々進歩しています。そのため、わからないことはプライドなどを捨て、後輩でもとにかく聞くことが大事です。
わからないことで困るのは看護師だけではなく、肝心の患者です。看護の仕方一つで、患者の容態はかなり違ってくるものです。
患者にとっては、復職間もない看護師も新人看護師もベテラン看護師も、全く関係ありません。患者にとっては、自分の病気あるいは怪我を治すサポートをしてくれる看護師が良い看護師なのです。
それは、看護師の笑顔であったり、励ましの一声であったり、患者が困っていることを親身になって聞いてあげることであったり、その患者によって求めることは違います。
復職したての頃は自分のペースを乱すことなく、あまり無理することなしに自分ができる範囲で徐々に看護師の仕事に慣れていけば良いでしょう。
1週間経った後より1ヶ月経った後の方が、かつての仕事のやり方を思い出して良い看護ができているはずです。また、我が子がいて帰りに保育所に迎えに行くといった生活リズムにも慣れてくるでしょう。
子育ても看護師の仕事も、両方大切にすることが大事です。