新人の頃を思い出してみる

結婚などを機に、看護師の仕事を辞める方は多いでしょう。しかし、せっかく苦労して取得した看護師の資格を眠らせておくのは、非常にもったないことです。
そのため、子育てなどが一段落ついたところで看護師として復帰することは、かつての経験を活かす良い方法です。
ブランクがある場合でも、先輩や後輩などに謙虚に質問すれば、少しずつ新しい職場にも慣れていくものです。実際に復帰直後と数カ月後を比較した場合、後者の方が多くの仕事ができるようになっているでしょう。
新人の頃は、早く一人前の看護師になりたくて一生懸命に勉強したはずです。
時には先輩看護師に教えてもらい、また時には先輩看護師のやり方をよく見て、一つずつ自分のものにしていったはずです。また、家に帰ってからも看護師の専門雑誌などを読んで勉強したでしょう。
この時代の情熱をもう一度思い出すと、ブランクはその情熱で補えるでしょう。
仮に後輩に教わったとしても、それは恥ずかしいことではないため、わからないことは積極的にと聞きましょう。
また、久しぶりの現場では医学も進歩しているので、看護師の雑誌を読んで勉強することも良い方法です。最新の医学、しかも看護師に必要な情報が手に入ります。
患者に対して共通理解を図るため、今ではほとんどの職場でパソコンが導入されています。パソコンに慣れていなくても使っているうちに覚えていくので、これも他の看護師に聞きながら少しずつマスターしていくと良いでしょう。